あお’SROOM

生きていくって大変だよね。日常の中から色んなことに気づいてちょっとずつ成長できたらいいな。
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優しさとは?

中学3年の時に転校生が来ました。
最初仲良くなるための糸口として、「前の学校はどんなだった?」
なんてよく聞くよね。
その子もそんな調子でだんだんとみんなの会話に
溶け込んでいったんだ。でも・・・。

一ヶ月経っても前の学校の制服のままで、
ずっと「前の学校は・・・」を繰り返す彼女に、
周りのみんなはだんだん気分を害するようになったんだ。
私も同じように感じてはいたけど、
彼女の前では合わせて笑っているのに、陰では
悪口いっぱい言ってる人達のほうが気分悪かったんだよね。
中には本気で心配してる人もいたけど、
でも本人には何も言ってあげず、本人はどんどん嫌われているのに
気づかない状態になってた。

考えた挙句、ある日私は言ったんです。
「あまりいつまでも前の学校のこと言わないほうがいいよ」
みんなもあまりいい気分しないと思うし・・・みたいなことを
自分なりに一生懸命伝えた。

彼女は激怒しました。
みんな楽しく聞いてくれてるし、何が悪いのかわからないと。
実際みんな合わせてるだけで誰も楽しくないよとは言えなくて、
でも、もうこっちの学校の生徒なんだし・・・言わないほうが
いいと思うとだけ言いました。
それから彼女は私と口をきいてくれなくなっちゃった。

同じ部活をやっていたため、高校に入ってからは
それなりに話もするようにはなったけど、やっぱり気まずい
雰囲気はなくなることはなかったんだよね。
その一言ですっかり嫌われてしまい避けられるように
なっちゃったんだけど、でも、それを言った次の日から
今の学校の制服を着てくるようになって、前の学校の話もしなくなって、
他のみんなとは仲良くなれて私は間違ってなかったよねと
自分で自分に言い聞かせてたんだ。

高校2年になってその子はまた転校することになった。
部活でお別れ会なるものを開いて、最後に一人一人挨拶して
私の番になった時、彼女は「話があるんだ」と
誰もいないところに私を連れて行ったの。
何を言われるんだろう・・・ってたまらなく不安になりながらも
彼女が口を開くのを待っていた。

「ずっと言いたかったことがあったんだ」
「中学の時に忠告してくれたことあったよね。あの時はすごく
腹が立ったんだけど、あとでわかったの。本当に言ってもらえて
よかった。ずっとずっとありがとうって言いたかった。
今まで言えなくてごめんね。」
彼女は泣いていました。私の目にも涙が溢れてきた。
自分に言い聞かせてはいたけど、この時に初めて
本当に言ってよかった・・・と心から思えたよ。
私は泣きながら「ううん。いいの。」それしか言えなかった。

わかってもらえなくてもいいんだ・・・。
そう思っていたけど、やっぱりわかってもらえると嬉しいね^^
今でも私の心に焼き付いている出来事のひとつです。

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【 2006/07/31 (Mon) 】 心のままに | TB(0) | CM(9)


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