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闇を抱えた人との出会い

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By美和

どんなに相手のことを想い言葉を尽くしても心を尽くしても、
その想いが届かない時がある。
そんな時は、自分の力の無さを情けなく思い、途方に暮れる。
でも、そんな時こそ信じて待ってみよう。
いつかきっと、気づく時がくる。

どうしようもないほど、自分の心を闇で覆ってしまった人に
出会ったことがあります。10年以上前のことです。
その人とは手紙をやりとりしていたのですが、
文面からは、優しさも哀しさも何も見えてこない。
読むほどに心が重たくなってくるだけ・・・。
正直、気分を害するようなことしか書いてこない人でした。
否定と攻撃・・・それしかない。

でも、ある時そんな文面のちょっとした隙間に「助けて!」という声が
聴こえたような気がした。あぁ、この人は辛いんだ。苦しいんだ・・・。
どうしたらいいのだろう?私に何が出来るだろう?と、とても切なくなりました。
今思えば、そういう手紙を送ってくること自体が
誰かに助けを求めていたということなのですよね。
でも、その時の私にはわからなかった。

そして心の在り方を教えてくれていた友人に相談しました。
「その手紙のコピーを送って。」と言われて送りました。
その手紙を受け取り、その手紙から出る闇の波動に
三日も寝込んでしまったと友人は苦笑していました^^;
今世でこれほど闇に覆われた心は見たことがないと。
そして、こう言いました。

『あなたの手紙から菩薩界の光が出ています。
その魂を救いたいと想う心はとても良いことですが、
今のあなたでは、下手をすれば一緒に闇に落ちてしまいかねない。
先の自分に限界を置くことは良くないことだけど、
今の自分に限界があるということを知ることは大切なことです。
限界を超えて闇と関わることは避けなければなりません。
私は闇に落ちた人を救おうとして、共に落ちてしまった人を
何人も見てきています。それはとても悲しいことです。
あなたがそうなってしまうことを私は望みません。
それでも尚、あなたの心が救いたいと願うならば
心を尽くしてみてください。でも、十分心してくださいね。』

それから、いくら光を送っても本人がそれを拒否している限り
光は届くことはないのだとも言っていました。
でも、私は確かに助けを求める声を聞いた。
だから共に闇に落ちる覚悟で、その人に自分が出来る限りの
その人に対する気持ちを言葉にし、想いと願いを込めて手紙を送りました。
が・・・。それ以来、音信普通となってしまいました。
私では、お話にならないと思われたのかも知れません^^;
私の想いを闇の心で弾き返されるかも知れないと覚悟していたけど、
それもありませんでした。
その人がそれをしなかったことが、私の希望となっています。

今頃どうしているだろうなぁ・・・。
生きることに絶望し、希望も夢もなく、一人の友人もおらず、
すべてを拒否していた人・・・。
近づくものに刃(やいば)だけを向ける人・・・。
でもそんなその人の心にも、かすかに光が確かに見えた。
その光を、闇に覆われて見えなくなってしまっているその奥に
厳然と存在している光を信じます。
いつの日か、その闇に覆われた心が光輝きますように。
強い渇愛が深い愛へと変わっていきますように・・・。

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Comments 19

ゆき  

自分の心を自ら闇に置いている人って、いるんですね。
僅かな日時に自分を闇に置く・・・なら分からないでもありませんが。
その人は可愛そうですね。
記事を読んで正直びっくりです。

>私は闇に落ちた人を救おうとして、共に落ちてしまった人を
何人も見てきています。それはとても悲しいことです。

これを読んで思い出したのは、諸天善神といわれる方々の天上界でのあの世での役割の話です。
おあさんもご存知かと思いますが、諸天善神は菩薩になるための修行として、自ら地獄に落ちて悪になる、ぎりぎりのところまで自分を落とすそうです。そうでないと地獄の住民は近寄ってこないそうです。
そして、地獄に落ちている者の中で僅かに光明が差している人間をだけを拾い上げて地獄から救う仕事だそうです。
それでよく、失敗する諸天善神も多いそうです。
しかし、生きている人で、闇に落ちた人を救おうとして、引きずられてしまう人もいるんですね。
怖いです。

2007/03/20 (Tue) 20:40 | EDIT | REPLY |   

タコたん  

一度ある方のブログのコメント欄から
暗い波動を貰ってしまったことがあります

訳も無くイライラし何故なのか理由も分からず
涙が出て・・同じブログを見ていた人から

あそこのコメント欄が原因だと教えられ
そんな事ってあるんだなぁ・・と(笑)

その時は旦那の力を貰って回復したのですが
暗い波動に向き合うのは覚悟が必要だとういうのは
その経験からよく分かります

いつかきっと、あおさんの心が灯した光が
その方の中で燃え上がりますように・・・

2007/03/20 (Tue) 20:42 | EDIT | REPLY |   

あお  

>ゆきさん
そのお話は知らないです(>_<)
でも、近寄ってこないというのはわかりますねぇ。
光明が差している魂だけを拾うというよりは、
そうじゃないと拾うことが出来ないのだと思うかな。
この世界も結局は想念が創り上げている世界だと思うんだよね。
己をしっかりと持つということは、簡単なことではないのですよね^^;

2007/03/20 (Tue) 21:26 | EDIT | REPLY |   

あお  

>タコたん
タコたんも、経験があるんですね。
私は幸いにして、そういうものを受け流すことの出来る
性質(魂としての)らしいので、友人のように寝込むとか
イライラするという影響は受けないんです。
ただ、とても心が重くなる・・・。
闇の波動をモロに受けてしまうと、下手すると呑み込まれて
しまうこともあるから、気をつけないとですよね。

ありがとうございます^^
私も心からそう願っています。

2007/03/20 (Tue) 21:32 | EDIT | REPLY |   

Sayae  

その人ほどではないと思うのですが、一切を拒みながらも救いを望んでいる人間と今向き合っています。
伝えたかった言葉。
今度会ったら言ってみようかと思います。
発している闇を恐れていては何の解決にもならないですものね。
どうなるかは解らないけれど、救いを望んでいると感じた自分を信じてみようと思います。

2007/03/21 (Wed) 00:04 | EDIT | REPLY |   

あお  

>Sayaeさん
闇を救うことが出来るのは心からの愛だと思います。
Sayaeさんの心の中には深い深い愛があります。
その人を想い、叱るのもまた愛。
心の底から相手を想うことから出る言葉は、
相手の心にもきっと響くと思います。
時間がかかるかも知れません。
その人が本当に闇から抜け出したいと思わなければ、
どんな想いも受け入れることはないから。
下手をすれば、相手から闇の波動をくらって
自分が呑み込まれてしまうことにもなりかねません。
自分と同じく相手も信じてあげてくださいね^^
Sayaeさんの想いが通じますように・・・。

2007/03/21 (Wed) 00:27 | EDIT | REPLY |   

yuki  

おはようございます。

『でも、ある時そんな文面のちょっとした隙間に「助けて!」という声が聴こえたような気がした。あぁ、この人は辛いんだ。苦しいんだ・・・。
どうしたらいいのだろう?私に何が出来るだろう?と、とても切なくなりました。
今思えば、そういう手紙を送ってくること自体が誰かに助けを求めていたということなのですよね。
でも、その時の私にはわからなかった。』


なんだろう? この部分、すごく嬉しく感じました。

2007/03/21 (Wed) 07:18 | EDIT | REPLY |   

林檎姫  

自分の身近にも似たような境遇にある人がいます。ひょっとしたら,その人なりにうまくやっているのかもしれませんが。
何年かぶりの年賀状,そこには住所しか書いておらず,連絡とるには読むか解らない手紙を送るだけ。メルアド添えて。
そうしたら,メールが届きました。
なんとかやっていると事務的に書いてありました。
その後1度メールが来ましたが,それ以降はポッツリ。
なかなか自分の気持ちが相手に届きません。
閉ざされた扉を開く鍵は何処にあるのか・・・。


2007/03/21 (Wed) 09:56 | EDIT | REPLY |   

あお  

>yukiさん
おはようございます^^

yukiさん自身、本当はこういうことが言いたいんじゃないのにとか
どうしたらわかってもらえるだろうとか、わかって欲しい!という
心の叫びを持ってらっしゃるのではないでしょうか?
うまく伝えることの出来ない心の内を誰かにわかってもらいたい。
そんな想いがあるんじゃないのかなぁ・・・って感じたけど、
違ってたら(*_ _))人 ゴメンナサイ。
私自身は、ずっとそういう想いの中に身を置いてました^^;
だからこそ、この記事の手紙の主の心の叫びにも気づくことが
出来たんじゃないかなぁと思っています^^

2007/03/21 (Wed) 10:17 | EDIT | REPLY |   

あお  

>林檎姫さん
おはようございます^^

しっかりと閉ざされた扉は、トントン!開けて!と
いくらノックしても、相手が開けようとしない限り
開くことはないのですよね・・・。
鍵はそれを掛けてしまった本人が持っていますから・・・。
近くにいればまだ普段の様子から、鍵を開けてもいいかなと
本人が思っているちょっとした瞬間を感じ取ることが
出来るかも知れないけど、離れていると難しいですよね。
そういう時は信じて待つしかない・・・と思います。

2007/03/21 (Wed) 10:29 | EDIT | REPLY |   

相原咲羅  

助けて!という思いが伝わってきたら
救ってあげたいですよね、その人を。
でも、自分まで闇に堕ちていくんじゃ意味がないし、
その人が光を受け止めようとしないかぎり
周囲の人が頑張っても、闇からは出られませんよね。
結局は、自分次第だけど、
わたしもこの記事を見て、
その人が今どうしているか気になります…。

2007/03/21 (Wed) 13:58 | EDIT | REPLY |   

北村 庵  

あおさん、こんにちは。

心を閉ざしていて、
刃を向け続けるその人。。
心の開け方や刃ではないものを向ける事を
知らなかったのかも知れません。
その人がいかに心を向けてくれるのか…。
難しい課題なのかも知れません。
光を求めたい自分を認めたくないけれども、
現状を何とかしたい…という心。
それがまだあるのならば、
他の誰かに助けて貰った事を願うばかりです。

2007/03/21 (Wed) 14:41 | EDIT | REPLY |   

清水  

人の闇の中に飲み込まれてしまうことってたくさんあることよね。助けを求める人を助けることってかなり難しいなって思うよ。これほどいろんなものが世の中にあって、人を救おうとする歌とか芝居とか身近に存在するけど救われない人って多いと思うわ。

俺も人を救うほどの度量が全く足りてないことを感じる。

2007/03/21 (Wed) 17:53 | EDIT | REPLY |   

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2007/03/21 (Wed) 17:54 | EDIT | REPLY |   

あお  

> 相原咲羅さん
(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン
結局は全て自分次第なのよね^^;
共に救われなくなってしまうのは最悪ですし・・・。
優しい心をありがとうね^^
想いには不思議な力があると思います。
きっと咲羅さんの温かい気持ちも届くと思います^^

2007/03/21 (Wed) 19:21 | EDIT | REPLY |   

あお  

>北村 庵さん
うん。
刃を向けるその奥に、辛く苦しい心があるのだということに
気づいて、その更に奥には光があることを知り、
理解してくれる人がその人の傍にいたならば、
少しずつ少しずつ扉を開けるようになれているかも
知れません。
そうなっていて欲しいなぁ・・・と思います。
願ってくださってありがとうございます^^
きっとその心は届くと思います。

2007/03/21 (Wed) 19:25 | EDIT | REPLY |   

あお  

>清水くん
どんなに良いものを見たり聞いたりしても、
心がそれを拒んでいるならば、
見えてないし聴こえてないのですよね。
「ミイラ取りがミイラ」なんて諺もあるように、
自分も闇の住人になってしまっては
元も子もないですよね(>_<)

2007/03/21 (Wed) 19:33 | EDIT | REPLY |   

イマジン  

興味深く、ただ淡々と魂に問いかけながら
読ましていただきました。
その方は、今世で光を見つけることだけを
目的にこられた闇の住人だったのでしょう・・・
冷たい言い方かと思わないで下さいね。
自分の幸せは自分で作るもの、
その為には、自分を深く知る事から
始めなければ道が開けてきません。
辛い経験も、楽しい経験も、公平に
存在している事に気づいて欲しいと
思います。その方が今何処で何を
求めてさ迷っているか、何となく
見えるような氣がします。
魂を磨く貴重な今世の体験を
その方がいつか気づいて生きていかれる事を
せつに祈ります。

2007/03/21 (Wed) 19:46 | EDIT | REPLY |   

あお  

>イマジンさん
いえいえ、冷たいなどとは思わないですよ^^
むしろ深い深い心を感じました。

>今世で光を見つけることだけを
目的にこられた闇の住人だったのでしょう・・・

そうかも知れませんね・・・。
いわばチャンスなのでしょう。
何もかもを拒絶していた人ですが、
それでも手紙のやりとりは何度もありました。
何かを見つけたいと思う心はあったのだと思います。
最初の頃は、私も今よりもっと未熟者であったため
何が言いたいのだろう???と思っていました。
でも、不思議と怒りのようなものは全く感じることはありませんでした。
私もまた、この出会いから何かを学び取る必要があるのでしょう。
ありがとうございます。

2007/03/21 (Wed) 20:01 | EDIT | REPLY |   

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